こんにちは。プランナーKです。『カワイイ』をつくる道具たちの使い方」の第三弾♪
今回はクラフトにはかかせない金具の基本である『カシメ』の説明、打ち方についてです。
カシメについて
レザークラフト一番使う金具『カシメ』は、どんな場所でも付けることで補強が可能な金具です。
大きさの基本は大(直径9㎜)・中(直径7.2㎜)・小(直径6㎜)の3種類。3種類あればある程度は網羅できます。頭(メス)と足(オス)の2種類で布や革に穴を開け、この2種類ではさんで止めます。
バッグでは一番負荷がかかる手元に使われることが多く、ステッチをかけて止めるだけではなく更に補強するためにカシメを使うということも多く見られます。また、縫わなくても止めることが可能な金具です。
「簡単に手軽にできるレザークラフト」がモットーであるLucky&Happyでは何かと登場回数も多い基本の金具です(^^♪
カシメの足の長さについてはページ下部 ☆革もの豆知識☆を参考に~~~
ではでは…カシメはこちら、
【SUN COCCOH】のカシメは小が25個入り、中が20個入り、大が15個入りと手軽に始められる個数で販売しておりますのでまずは手始めにご利用ください!
(こちらは片面カシメですので足(オス)は裏側になるようご使用ください。)
そして打ち具がこちら⇓⇓⇓
また、カシメを打つ前に穴を開けておく必要がありますのでポンチもご紹介しておきます。
☆カシメに対してポンチの穴の大きさは小→2.5~3㎜、中→2.5~3㎜、大→3~3.5㎜が適当です。
*Lucky&Happyでは初心者の方にもレザークラフトを始めやすいようにサンコッコーのセットも併せて購入可能となっております。
カシメ打ち方手順
まずはハンマーを使うため土台がしっかりしていることを確認します。机の上に出来れば固めのビニールシートやカッター台があるとベストです。
その上に更にうち台というものがあると非常に打ちやすくしっかりと打つことができます。
①打つ場所にポンチで穴を開ける。穴をあける際はうち台の上にビニールシートを敷いて打ってください。
②頭(メス)が表側になりますので裏側から足(オス)を入れ、表から頭をはめます。☆カチッとはまる感覚がするまではめてください。
③両面カシメの場合は専用打ち台のくぼみに裏側(足)をはめ、表側(頭)から打ち具をあてハンマーで打つ。
片面カシメであれば平たい鉄板の上で表側(頭)から打ち具をあてハンマーで打つ。
④カシメの間に隙間がないか確認し、隙間があれば再度しっかり打ち込む。
これだけです(^^♪
意外に簡単でしょう?やればやるほど打ち方やコツがわかってきますので、とにかく恐れずやってみてください❕Lucky&Happyのキットでも特にカシメは多く登場しますので、これさえクリアできればある程度のキットは慌てることなくできちゃいますよ❕
では、次回はカシメからの応用で『ホック』の紹介をしたいと思います💕
☆革もの豆知識☆~カシメの足の長さについて~
カシメの足の長さって???選ぶときに果たしてどの長さを選べばよいのか???悩んでしまうこと方が多いのではないでしょうか?金具をネットで気楽に購入はできるものの色んな長さがあると…実際どれが良いのやら…わかるわけないやん!と思っている方、うんうん、、、私なら絶対思っているだろうな、、、と思ってしまったので、こちらで解説しましょう。
カシメの足の長さは6㎜~14.5㎜まで結構長いものもあるんですよ、
でも実際初心者の方が使う場合、短めのものでほとんど事足りるかと思います。
まず布のものは一番短い6㎜で十分でしょう。6㎜でも長くて歪んでしまったということもあり得るため逆に間に更に布やフェルトをはさんだ方がしっかりと補強になることも多いと思います。
では革でしたらどの程度の長さが最適かと言いますと、厚みに対して少し足がのぞいて長いくらいが最適なんです。実際あてて見れるなら確認してから選べるとなおさら良いですね。
販売しています【SUN COCCOH】のカシメは小で革の厚みは圧縮して小サイズで2~3㎜、中も2~3㎜、大で3~4.5㎜と表記されています。
実際、試して打ってみましたので参考にしていただければと思います。
厚み約2.5㎜の革を用意しましたので、【SAN COCCOH】の小カシメを打ってみます。
小カシメの足側を裏から刺してみますと… 結構足は出ています。
頭側を表からはめ 専用の打ち具のへこみをあて
打ってみます。
表側 裏側(こちらのカシメは片面カシメですので穴が開いています)
しっかり打てていますね(^^♪
初心者の方にはなかなかわかりづらいとは思いますので、ご家庭でされるクラフトにはこのあたりのもので事足ります。といいますのも、そこまで分厚いものを加工しないかと思います!
もし、長い場合は逆に厚みを上げる為革を1枚プラスすることもおすすめします。↓↓↓
革やフェルトなど少し厚みが増しやすいものを挟むだけでしっかり打つことが可能です。
長いものは歪んでしまうので注意が必要です。
スタッフCがカシメるポーチを実際わかりやすくレポートしてくれているのでこちらもチェックして下さいませ♪