クラフトにかかすことがことができない道具たち。こちらでは道具の紹介や、使い方、コツをお伝えしたいと思います。
第1回目の今回はハンマー。定番のこのアイテム。バッグを作る時も何種類かのハンマーが使われます。
ソフトハンマー…打つ部分がプラスチックの為、傷が付きにくく革をたたく際に使用することが多い。
鉄製ハンマー(両口ゲンノウ)…金具などを打ち込む際に使用する。
鉄製ハンマーは両方同じ、どちらで打っても同じと思っていませんか?実は違います。
片方は平たくなっていますが、片方は少しまるく曲線になっています。
曲面の側で打つと、頭に当たった際に滑りやすいので通常は平面の方を使います。曲面の側は木殺しといわれ、頭をしっかりと打ち込み面にそろえる際に使います。
ここでは、カシメやホックなどを打ちますので、平面側を使っていただくことをお勧めします。
打つ際のコツは、打ち込むからと強く力を入れないといけないと思っている方がいますが、力みすぎるとまっすぐと打てないことが多いので、力を入れすぎないこと。
そして、垂直に入るようにまっすぐ打つこと。この2点だけです。
コンコンと2回ほど打てば、革ならある程度は切れていますし、力任せに打つと歪む原因です。
ちなみに打つ際は、土台はできるだけしっかりとしたもので、穴が開いてもいいビニール製のゴムシートがあると便利です。